生きる意味を問いかける
難しいテーマを考えさせる前に、頭を使わないと映画自体何なのか分からないような作りになってます。
表面上は派手な戦闘機のバトルがあるエンターテイメント作品ですが、そのストーリーは「生きる」ということをテーマにした、重い作品になっています。
映画が流れるままに、エンターテイメントを楽しみたいという人にはお勧めできません。
映画を通して何かを感じ取りたいという人には、強くお勧めします。
「自分はなぜ生きているのだろう?」、「自分が生きていることに意味などあるのだろうか?」と、誰もが考えたことがあるだろう事がテーマです。
増しては、自分のいるべき場所や生き方を定められてしまった人間は、何のために生きていくのでしょうか。
なんだか、観終わった次の日くらいに、胸にガツンとくる映画でした。
ストーリー
平和を実感するために“ショーとしての戦争”が行われる中、思春期のまま戦闘機のパイロットとなることを余儀なくされた通称“キルドレ”たちの物語。
映画「スカイ・クロラ」は、一見スカイアクションエンターテイメントなので、うっかりリラックスしてみてしまうと、あっという間に置いて行かれます。
しっかり考えながら見ないと、設定や世界観すらも読み取れずに映画が終わってしまいます。
もちっと説明してくれてもいいんじゃないかと思うところもあるくらいです。
押井守監督画主張したいテーマを考えさせると言う意味で、頭や心をしっかり働かせないと映画を理解できないというのは、うまいやり方だと思いました。
しかも、うまい具合に「間」があって、それでいろいろな演出をしている場面もありますが、見ている側としては「今のキャラクターの表情は何だったんだろう?」とか、「なんでこんなセリフを言わせたんだろう?」とか、考える時間を与えてもらえたように思いました。
この「間」は絶妙です。
演出的にも、この「間」が微妙な感情を表現しているように見えました。
ただ残念に思えたのは、キャラクターが似ているということでしょうか。
飛行機に乗るのにゴーグルとかをかけてしまうと、誰が誰だかわかりませんでした。
しっかりキャラクターの顔を頭に入れておかないと、区別するのが難しいかもしれないです。
オレは難しかったです。
最後に押井守監督が出す答えは、すごく爽やかに感じました。
すごく劇的なラストではないし、何かが盛り上がるわけではないんですが、とにかく押井守監督が出してくれた答えがすがすがしいです。
「生きる」ということを考えさせられました。
ゲームもでているそうです。
「スカイ・クロラ イノセン・テイセス」というタイトルで、なんでも「フライトシューティングゲーム」だとか。
オレはあまりゲームはやらないので、ゲームのほうの感想を書くことは無いと思います。
よっぽど何かのきっかけがあればって感じで。
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