『小泉教授が選ぶ「食の世界遺産」日本編』
雨読夜話
『発酵は錬金術である』などの著書のある発酵学の権威で、日本および世界各地のさまざまな食物を食べてきた小泉教授による、日本の食文化について、
の7項目68件を、日本発で未来に伝えるべき食の世界遺産として選び語っている本。
普段あまりに身近に感じている梅干、握り飯、カレールー、出汁、ワサビなどといったところから、各地の名物として知られるカラスミ、ホヤ、キリタンポ、フナのナレズシなど、そして知る人ぞ知るといった感じの珍味であるアケビのナレズシや碁石茶、灰汁巻きなど多種多彩なものを登録していく。
単においしいだけではなく健康に与える好影響や、その独特の製法などが具体的に書かれており、たゆまぬ研究・工夫で日本食を作り上げてきた先人たちの知恵が感じられて興味深い。
[著者の他の作品]
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