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『大間違いの織田信長』

雨読夜話

大間違いの織田信長
大間違いの織田信長
倉山 満
ベストセラーズ 2017-08-19

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信長には天才的、革新的、戦争の天才、残虐、権威をないがしろにしたなどのイメージがつきやすいが、史実からは全くそうではないことを語っている作品。

信長は基本的には常識人で負けも多いなど必ずしも強いとは言えず、室町幕府や朝廷といった権威を上手に利用したり必要に迫られれば武田信玄や上杉謙信のような強敵に頭を下げることも辞さないなど、たゆまぬ努力で難局を切り抜けてきたことが書かれている。

そして歴史上の人物で真似がしやすいのは信長と坂本龍馬と語り、いかに他の人物、例えば秀吉の才能、家康の異常な忍耐強さ、高杉晋作の無謀さなどを引き合いに出して説明している。

信長が家臣からすると恐ろしくて仕えにくいというイメージがあるが、これは上杉謙信が死んで調子に乗った晩年の3年くらいの出来事に由来する部分が大きいようで、勝てなくて当然の敵(信玄とか謙信)に敗れても処罰がされなかったり、ノルマも比較的妥当なラインに設定されていたり(家康あたりと異なり)具体的な指示を与えるなど、信長軍団は思われているほどブラックでもないと感じられる。

豊かな地方にありがちな兵の弱さは数や装備を充実させてカバーしたり、何度も作られた信長包囲網に対しては「一番弱い敵を叩く」という基本を徹底したり、奪回されてもいいから進出を続けるなど、トップとして打てる手を次々と打ってきたことが分かり、こうした成果が積み重なって実像と異なるイメージが形成されるというのも興味深い。

また、信長以外にも、例えば上杉謙信は出る時代を間違えたくらい強烈すぎる人物という趣旨の人物評をしたり、毛利一族で輝元のアホさは比較的知られているが賢人とされがちな小早川隆景を現状主義タイプで大嫌いとしていたりと、他であまり読んだことがない評価をしているところも非常に面白い。

こういう信長の見方もあることを知り、興味深く読むことができた。






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